

カネカメなかむらの人気主力商品「昆布しょうゆ」は、「昆布しょうゆ」の元祖として、1990年に北海道で発売され爆発的なブームの火付け役となり、 調味料の新しいジャンルを築くまでになった。以来、市場での売上げ上位を常に守り続けている。
日経POSデータとRDSによる売上ランキング(※)は、
2004年12月 全国優良586店鋪中
しょうゆ部門 全586銘柄中 売上げ第17位
(第16位以上は全てナショナルブランドといわれるような大手メーカーの各種一般しょうゆである。そして、「昆布しょうゆ」部門としては、堂々第1位となっている。続く他メーカー類似品「昆布しょうゆ」は第27位と引き離す。)
また、最近の日経POSデータ売上ランキングでも、
2005年6月 全国優良247店鋪中
しょうゆ部門 全247銘柄中 売上げ第15位
いまだ市場を拡大しつつある。
※日経POSデータ:スーパーマーケット、コンビニエンスストア、および流通コードセンター経由で収集する店鋪、以上の3種類の店鋪から、日本経済新聞社が独自で収集するデータ。
※RDSデータ:(財)流通システム開発センターの流通データのPOSデータを収集するサービス(RDS)。
初めまして、代表取締役の中村充滋です。
子供の頃から蒸した大豆や麹、絞りたての醤油の匂いに囲まれて育ちましたが、実際に自分が醤油を造ることになるとは思っていませんでした。
津軽の城下町、弘前で育ちましたが、そのノスタルジックな「古き良き日本の風景」も子供の頃には当たり前のものと感じていて、古色溢れる弘前よりも都会への憧れが強かったように思います。
高校を卒業して東京の青山学院大学へ進学しましたが、在学中に父親が脳梗塞で倒れ、中退して会社に入りました。が、経験のない若造が工場に入っても、知識がないと良い醤油を造り続けていくことができない、これからはもっと食も変わっていくはずだ、と20代後半になってから東京農業大学を受験し、醸造学科で4年間、微生物や発酵を学びました。
勉強をし直したというより、それまでほとんど知識のなかった化学などは、現役で入学してきた十代の同級生をつかまえて何度も何度も教えを請いました。心の師ともなっている故高橋力也先生ともこの農大で出会い、この4年間の社会人学生時代には色々な方々に色々な経験をさせて頂きました。
大学に入り直したことは、決して回り道ではありませんでした。マクロな視野で世界や社会のあり方、そしてそこで果たす「食」の役割を少しずつ自分なりにとらえられるようになってから、具体的にミクロな勉強をすることができたという点で、今の自分にとって非常に大きな力になっていると考えています。
まだまだ、やらねばならないこと、やりたいことは沢山あります。日々の「おいしい食」を大事にしたい、ということから「日本の低い食糧自給率」、そして近い将来訪れるだろうといわれる「食糧危機」「水不足」の問題も、食品製造にたずさわる者として決して無視できない問題です。
小さく弱いミクロな自分の力を知ってなお、小さな課題を一つ一つ達成してマクロな目標に到達できるよう、努力していこうと思っています。
2005年夏 代表取締役社長 中村 充滋