元祖「昆布しょうゆ」のカネカメなかむら社長ブログ

一滴の醤油から見える社会、食を中心とした日常の雑感や食育のことを書いていきます。

菌床(きんしょう)

最近家人がパンを焼き始めました。

白神こだま酵母というパン専用の天然酵母を使っています。

世界自然遺産、ブナの原生林で有名な、白神山地で採取された野生酵母だそうです。

それだけで奥ぶかーい気がしてしまう私は

だまされやすいのでしょうか。

いや、ほんとうに、おいしい。

醗酵の独特な風味と自然な小麦粉の味がよくわかります。

市販のドライイーストって、無添加のものがなかなかないのですね。

乳化剤やビタミンCが添加されているので

動物のように匂いにうるさい家人のおめがね、いや、鼻にかなうものが

近所のスーパーには見当たらなくて、この白神こだま酵母を通販で購入。

うちは基本は和食なのですが、

イベントパスタの夜とか計画的にハンバーガーにする休日の昼飯の時間には

ぷわーんとパン屋の匂いが漂うようになりました。

デパ地下のような過剰なバターの匂いではなくて、シンプルな酵母の匂いです。

材料は小麦粉、ぬるま湯、砂糖、塩、そして酵母のみ。

家人が言うにはカンタン、だそうです。

ごはんを炊くのと似た感覚、だそうです。

そうか・・・?


ともあれ、おいしいので私は文句はありません。

子どもたちもパンを見つけると「パンだーーーー!!!」っと大歓声。

家人はますます気を良くしています。


なんとなーく農大時代の後輩の研究を思い出しました。

この後輩は実験室でキノコを培養していたのですが、

廃棄パンの有効利用を目的として、食パンを混ぜ込んで菌床をつくる

実験をしていました。

製パンメーカー数社のパンを使っていたのでしたが

○○社のパンにだけはどうしてもキノコの菌糸が根付かなかったとか。

恐らくは、防腐剤などの添加物。

市販のパンには食パンと言えど、驚くほど添加物が入っているのです。

キノコのエサとしておいしいかどうかと

人がおいしいかどうかと同じかは別としても、ちょっと面白い結果でした。
菌床.JPG

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| コメント(0) | トラックバック(0) | 2009年2月20日 23:52

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