この間、家人が焼いたクッキーを食べて
『にんにく入り七味唐辛子』が入っているかと訊いて失笑されました。
弁解します。
私がそう聞いた理由
① 私がどこかから買って来た『にんにく入り七味唐辛子』の瓶が大きすぎて
なかなか減らず、かねてからもてあましているのを知っていた。
② 家人は不思議なものを良く作る。例えば、醤油蒸しパン。例えば、バナナ餅。
(不思議にどちらも癖になる味でした・・・家人の名誉のために)
うちでは出される料理をおいしいおいしい、と気を抜いて
のんびり食べてばかりいられません。
無邪気な声で家人の質問が飛んできます。「何入ってると思うー?」
どきり。声は無邪気でも意地悪な底意を感じます。
テストの対象は煮物の味付けだったり、肉団子の材料だったり、和え衣だったり。
職業上の訓練です。
ああ今日はもう疲れているから勘弁して!と言えないのを、見透かされています。
いやいや、私には必要なのです。
実際そこから新商品の発案が生まれたりヒントが得られたりもするのだし
味に対して常に感受性を高くしていたいという気持ちもある。
間違えられんぞー、という私のプライドと
どーだ、当ててみろー、という家人のサディズムが
ちょっとした緊張感を家庭の食卓にもたらす、試合のようなひとときであります。
(映画の『ピンクパンサー』を見たことのある方は、
クルーゾー警部とその助手のカトーの戦いを想像してください)
最近そこに息子も自ら志願して参戦するようになり、
頼もしい限りであります。
さて、冒頭のクッキーですが、
答えは人参入り生姜クッキーで家人のオリジナルではないそうでした。
(私の珍回答が家人に新たなレシピのアイディアを与えていないことを願いつつ...
だって、にんにく七味クッキーですよ...。
でも、あり、か?)




コメントする