年々暖冬傾向が進み、
今年も津軽地方はまだ雪が少ないということを
先日書いたばかりですが、
おかげで足元は普通のビジネスシューズで通しています。
ちょっと積もったり凍ったりすれば、厚いゴム底のついたごついブーツ、
もっと積もれば、膝下で紐をしぼって雪が入らないようにするゴム長靴です。
これは雪国では皆ユニフォームのようにはいています。
雪の多い年にはスーツだろうがなんだろうがこのゴム長をはきっぱなしです。
近代的なビルの屋内で商談があろうがプレゼンがあろうが、
窓の外に目をやればずっしり雪の積もった灰色の景色が広がるので
スーツにゴム長でもまったく違和感がありません。
(と思っているのは私だけだったりして)
少しでも津軽の灰色の冬を体験したことのある方にはおわかりいただけますよね。
さて、数年前の雪の多い冬のある日、東京への出張がありました。
飛行機の離陸数十分前まであちこちで所用があり、
搭乗ギリギリまで電話であちこちへ連絡をし、
アテンダントに急かされながら飛行機に飛び乗って
ふうと息をつきながら自分の席にふかーく腰を下ろした瞬間、気づきました。
「!!!!!」
ゴム長のまま、飛行機に乗ってしまったのでした。
札幌出張じゃなかったことを呪いました。
西高東低、典型的な冬型の気圧配置の続く中、東京出張だなんて。
さすがに着る物にはあまり頓着していない私でも......恥ずかしかったです。
東京は雲ひとつないカーンと晴れ渡った青空。
女性はハイヒールのパンプスですっきりカツカツ歩いていきますし
(まあブーツの人も多いのですが、それにしてもお洒落な皮のブーツだし)
男性だってツヤが出るまで磨かれたような革靴がさわやか...。
いやいや、こんな時だけは、人の足元が気になるのでした。
以後、冬の出張時は飛行機に乗る前に、一瞬忘れ物をしたような気持ちになるのでした。




コメントする