今住んでいるのは黒石市、
工場があるのは藤崎町ですが、
生まれたのも育ったのも弘前市です。
中村醸造元は、もともと道路を挟んで弘前城に隣り合わせていました。
現在は観光施設の「津軽藩ねぷた村」となっている場所です。
こどもの頃は、弘前城のお堀は冬のこの時期しっかり氷が張り
その上を歩いては危ないと怒られたものでした。
今も凍るのだろうか。
2月になるとすぐ、弘前城の雪灯篭(とうろう)まつりがはじまります。
弘前はさくらまつり、ねぷた祭り、紅葉まつり、そして雪灯篭まつりで
春夏秋冬がめぐっていきます。
さくらまつりやねぷた祭りに比べるとひっそりとり行われているような感じは否めませんが
個人的にはとても好きなお祭りです。今でも車で30分の距離なので、
ちょっと時間ができれば家族と行きたいイベントです。
雪像群は札幌などの有名な雪祭りとは規模としては比べ物になりませんが、
夕暮れ時、お堀端に並んだ無数の小さい雪灯篭に灯がともると
なんともいえない美しさ。
サムイサムイと言いながら公園を半周くらいして(入った門によりますが)、
この風景に出くわすと感動ひとしお。毎年見てるのですが。
そうそう、夏の花火や秋の紅葉のように、その時に一瞬見て楽しむものという感じ。
ひとしきり眺め、送るあてもないのについなんとなくケータイ写真撮ったりして。
そしてまたサムイサムイと半周して
あったかいものがほしくなり、甘酒にするかおでんにするか家人とああだこうだ。
どちらかというと内輪で楽しんでいる感じ、
ちょっとそこでやってるお祭りというところがまたいいのです。
近年、このお祭り準備に雪が足りないといって山の方から自衛隊が運んでくるニュースが多くなっ
た気がします。
去年は足元の雪が溶けかかってぬかるんでいました。
地球温暖化はとても深刻です。
私の記憶からしてもたかだか30年ちょっとの間に
確実に冬は寒くなくなっています。雪も少なくなりました。
数年前にどか雪が二年続きましたが、決して気温が低かったと言うわけではなく
大雪というのも実は温暖化の影響があるとかないとか。
今年も今のところ暖かい気がします。
雪が少ないのはラクはラクなのですが、ところが
会う人会う人、それで喜んでいる人はいないのです。
皆なんとなく、これは違う、何かおかしい、と思っているようです。
津軽なんだから、
冬はどしどし雪が降ってしんと冷え込み
溜め込んだエネルギーを春に一気に開花させ
一瞬の夏には火祭りで燃えて
秋には嬉しい実りを迎える。
こんな四季の美しいメリハリが津軽の良さで、わたしは
温暖化が進み失われていくものを本当に懸念しています。




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