昨日に続いて、うちのごはんの話です。
うちの晩ごはんは、へとへとのわたしの帰りをいつも待っていてくれます。
いただきます、と手を合わせ箸を運び出すと、
そうだよ、これだよ、これが食べたかったんだ...とじわじわとしみてくるのです。
そのときの気持ちや身体が求めているものが食べものとともにじんわり。
自慢でものろけでもありません。
みなさんのご家庭でも、きっと同じです。
素材は季節や懐具合や気分によって変わっていくけれど、
基本の味付けは大体決まっていて、
家族の好みや体調にも合わせているからオリジナルもオリジナル、
うちでじゃなければ食べられない夕ごはんなのです。
くたくたでうちに帰りつき、それでも自分が晩ご飯を用意しなくてはいけないという方も多いでしょう。
途中でお惣菜を買って帰ることもあるでしょうし
えーいもう外で食べちゃえという日もあるかもしれません。
でもそういう方も、休日に手づくりの献立を考える時には
きっと家族それぞれの顔、好み、体調が頭をくるくるめぐっていることでしょう。
作り手であるあなたのそうしたエネルギー、つまり思いやりと叡智が、
それを食べる家族に注がれ沁みこみ伝わっていくのです。

これから晩ごはんの支度をするという方、
あなたの手から生まれる晩ごはんにはものすごく大きな力があるということを
どうか思い出してくださいね。



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