夕飯時、茶碗に盛られた家族それぞれのご飯の上に、
何か茶色い細長いものが。
土筆の佃煮でした。
子どもが摘んできてしまった、そうです。
だいぶ前にも書きましたが('09 11/27付けブログ『採集生活』)
食育上(と、一応称して)家人は、
子どもたちにスローフード(サバイバル?)を伝えるべく、
彼らが採取してきてしまったものを露骨に面倒くさがることなく
食べられるように(それも、できればおいしく)加工しようと努力してきました。
(まあ、まだ捕獲、とまではいかないのが救いですね。
実は我が家の庭にはきじが飛来するのです。
きじ鍋って大変おいしいと聞きましたが、自分で絞めるとなると話は別です。)
なので、今回土筆を十本ほど、ハイ!と無邪気に渡された時には
さくらまつり準備で忙しい最中、
『ごめん、また今度ね』と喉もとまで出かかったそうです。
が、思いとどまり、子どもたち二人にハカマをとらせ、
(ここでは小学生の兄ちゃんが2歳の弟に熱血指導?)
どうせちゃんとした灰汁抜きはできないのだからと
甘辛く味の濃い佃煮にしたのでした。(味の母:カネカメ=1:1)
それが各々のご飯の上に、1、2本ずつ。
甘辛味が大好きな子どもたちは大喜び。
自分たちが収穫してきたものがこんなおいしくなるなんて!
一回の夕食だけでなくなってしまったのですが
「また摘んでくるねー」とにっこにこ。
しまったな・・・灰汁の強さがわかるおひたしとか味噌汁にすればよかったな・・・と、家人が後で
私にこっそり耳打ち。
まあ、いいじゃない、弁当の時間にまた自分の土筆見せびらかせば
(09 2/2付けブログ『こんにゃくづくり後日談』)、
それが2年1組の食育になるじゃない、
と、手をかけるでもないので、私は心の中でこっそりつぶやいたのでした。



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