元祖「昆布しょうゆ」のカネカメなかむら社長ブログ

一滴の醤油から見える社会、食を中心とした日常の雑感や食育のことを書いていきます。

20個のりんご

一般的に無農薬では不可能だといわれていたりんごの栽培に

弘前の木村秋則さんという方が成功して

今では木村さんのりんごは東京の有名高級料理店などから引く手数多という話は

NHKの「プロフェッショナル」で取り上げられたり

本も数冊出版されたりなどでご存知の方も多いと思います。

地元でもフレンチの有名店『YAMAZAKI』(弘前市のフランス料理店)の

りんごの冷製スープやスイーツなどにも使われています。


中村醸造元にも、木村さんに大いに刺激を受け触発され

奮起して完全無農薬のりんごを目指そうとしている兼業農家の社員がいます。

もともと彼はいろいろな試みをしていました。

醤油の原料となる大豆を無農薬で作ったり、

「昆布しょうゆ」の廃棄物である昆布のだしがらを畑にまいて肥料にして

大根・ねぎ・アピオスなど作ったり、

会社にとっても大きな投資・財産となることをボトムアップでどんどん進めています。

ほんとうに、頼もしい。


昨年の収穫時期に、その彼が農薬をまったく使わずに作った、と言って

真っ赤な宝石のように輝く(大げさではなく、ほんとうに光るような!)

小ぶりの紅玉を3個くれました。

きりりと酸味の利いていて、りんごの本来のおいしさってこうなんだろうな、と

しみじみ思うりんごでした。


でも、いったい、先の木村さんの話でも、

確か無農薬のりんごの木が実をつけるまでは何年もかかったはず。

後からその社員に聞いてみると、

やはり4、5年がかり、

数箇所の畑で完全無農薬で育てたりんごの木で、実をつけたのが5本。

その5本から収穫できた食べられる実は・・・

・・・20個だけだったそうです。


宝石の価値ですね。

中村醸造元は、あつおさんの完全無農薬りんごをこれから長い目で見守っていきます。

20 個のりんご.jpg

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| コメント(0) | トラックバック(0) | 2010年7月26日 17:06

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