今また仕事で東京に来てしまいましたが
実は週末の興奮を残したまま
飛行機に乗ってしまいました。
日曜日、『チェルノブイリ ハート』という
ドキュメンタリー映画の上映会に行ってきました。
車で15分ほどの平川市生涯学習センターまで。
小学4年生の息子にはぜひ見せなくてはと
ある程度退屈させるのは覚悟をして、
でもさすがに5歳の下の息子は
周りの迷惑になったら、家人か私が場外に連れ出す覚悟もして。
結果、見に行って良かった。
子どもたちは無事、おとなしく座っていてくれました。
でも、彼らの感想など訊く必要はなく
私が、見てよかった。
昨年3月11日に東日本が大地震に見舞われ
福島第一原子力発電所で大事故が起きた、
その事故は決してまだ終息しておらず
むしろその影響は、これから我々を蝕み始めるだろうということが
ひしひしと伝わってくる映画でした。
だから、この映画の冒頭に
マリアン・デレオ監督がささげた詩のように
「生きることは笑いごとではない
あなたは大真面目に生きなくてはならない」
(詩人ナジム・ヒクメットによる)
私はしごく大真面目に、
自分の思うことをどうしたらより多くの人に
うまく伝えることができるだろうかと
考えています。

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今年はみそを仕込ました。
といっても
ごくごくわずかな自家用です。
つまり会社として、ではなく
ナカムラ家として。
「津軽味噌」発祥の蔵元として
中村醸造元でも
またみそを造ってほしいというリクエストをいただくことも多く
近いうちには復活させたいと思っております。
さて、とある休日の味噌づくり。
最近は週末も出張で家を空けることが多いもんだから
雑事もたまれば
子どもたちとの時間も捨てがたい。
家人との役割分担もお互いによくわからないまま
ホーローの容器は?
塩は?前の記録はどこさ行った?
コンロの前にきたのは
晩飯のじゃっぱ汁の味見だっけ?
豆を蒸している鍋の火加減を見に来たんだったっけかな。
蒸しあがった大豆の美味しさを子どもたちに教えたい、
けど、子どもたちはすでに外で雪遊び・・・
微妙にかみ合わない歯車でしたが
こうして年々繰り返されているうちに
ナカムラ家なりの年中行事の一つとして
「冬の味噌づくり」が
子どもたちの中で形を残してくれることを信じて。

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4年生の息子が
社会で都道府県を勉強し始め
何県はどこにあるとか
何県は何が有名かとか
しきりに興味を持ちだしました。
息子の勉学にかこつけて
その地方に興味を持つきっかけが
少しでも増えればと、
空港などで意識して
その土地の銘菓を土産に選ぶようにしてみました。
そのくせ
伊勢に行ったわけではないのに
名古屋駅でつい『赤福』を買ってしまったのですが
『赤福』、ブランド力というのでしょうか。
立派に立ち直って
(少なくとも一消費者から見れば)
余裕すら感じられます。
その余裕は、
家に帰って子どもたちがわくわく開けた
箱の中にも充ち溢れていました。
季節ごとに替わるのであろう
上品なイラストの描かれた栞の余裕感。
うらやましい限りです。

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私が不在だった今年の『マッコ市』では
息子が私の代わりに(?)
福まきで大活躍。
黒石の姉妹都市、宮古市の特産だという
『小豆ばっとう』とやらを獲得してきました。
私も小豆ばっとうというのは
聞くのも食べるのも初めてだったのですが
いわばうどんの入った甘いぜんざい。
もらってきたのは
袋ごと温めてそのまま食べられるというもので
たっぷり家族4人分、
休日の雪かきの後にはちょうど良いおやつでした。
つくづく思うのは、
津軽の米文化に対して
太平洋側は小麦粉料理が豊富だなあということです。
同じ青森県であっても、
太平洋側の八戸になるとせんべい汁だとかひっつみだとか
小麦粉ありきの料理が有名です。
実はまだ「せんべい汁」も食べたことがないので
同じ北東北でも、
まだまだ未知の食体験を楽しめそうです。

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じゃっぱ汁というのは
津軽地方の冬の鍋料理、
鱈のアラをみそ味で煮込みます。
具材は大根とねぎ、
彩りに人参を入れることもありますが
せいぜいそのくらい。
久しぶりに家で夕ご飯を食べられる休日に
『じゃっぱ汁』をいいつかりました。
つまりアラの調達と調理とです。
郷土料理だけあって
この時期スーパーの鮮魚コーナーには
じゃっぱ汁用の
真鱈のカマ付きのアラと肝が
パックになってずらりと並びます。
切り身や白子を買い足して入れる家庭もありますが
今回は倹約、倹約。
でも、味の決め手は肝。ゼッタイ多い方がいい。
肝の多いのを選ぼうと、パックをかためつすがめつしているうちに
家族はしびれを切らして先へ行ってしまったのですが、
鍋奉行としてはここが大事。
思い切って店員に
もっと肝が多いのはないかと訊ねてみました。
と、なんのことはない、
よっしゃ、と言わんばかりに若いお兄さんは
パックを一つ手に取って奥に引っ込み、
十数秒後には
肝をてんこ盛りにしてラップをかけなおして
持ってきてくれたのでした。
もちろんその晩のじゃっぱ汁は
ぶつ切りの肝が大人気でした!

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以前、会社の近くの整骨院で
冬場には雪かたつけで腰を痛める人が多いでしょう、
と訊いてみたことがあります。
それがそうでもない、のだそうで
なぜだろう、
雪かきって相当の腰への負担があるだろうに...。
でも、こんなに雪が多いと
なんとなく、わかります。
腰の痛みも忘れるくらい毎日雪かたつけに追われて
あるいは
雪かたつけの必要に迫られて
痛みを感じてなどいられないのかも。
最近『ためしてガッテン』で
腰の痛みは「ストレス」で生じていることが多い、とやっていました。
腰痛の原因はヘルニアを含めて多くの人が抱えているそうですが
脳が通常に機能している状態だと
痛みを感じさせないように働くそうです。
脳ってすごい!
それが「ストレス」があると
脳がうまく機能せず
痛みをカバーできなくなる、
簡単に言うと、確かそんな感じです。
こんな風に私が気軽にブログに書くほど
腰痛持ちの方は気楽ではないのでしょうが、
病は気から、というのは
あながち気休めでもないのですね。

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会社のあるのは藤崎町
(弘前市の中心から青森市に向かって車で約20分)ですが
生まれ育ったのも、中村醸造元の発祥の地も
城下の弘前(お城に隣接した津軽藩ねぷた村)です。
弘前市は
「フランス料理の街」や「洋館の街」を謳って
観光客の呼び込みをはかっていますが
最近「珈琲の街」というのもあるそうです。
たしかに町中に喫茶店は多い気がしますが
単に多いというだけでなく
弘前の珈琲好きには歴史があるらしい。
その昔津軽藩の藩士が北方警備の任を命じられた際、
健康管理のための薬として配給されたのが珈琲だったということで
その歴史は約150年もさかのぼります。
(ちょうど中村醸造元が津軽藩から米蔵を譲り受けて
味噌造りを始めたころでもあります!)
そこで遅ればせながら
「藩士の珈琲」とやらを土手町の喫茶店で飲んでみました。
ふうんなるほど。
急須に入れた、コーヒー豆の入ったネルのような袋を
砂時計とにらめっこして一分間、自分で揺らしてから味わうのですが
思ったより、美味しい。なかなか繊細じゃないか。
それにしてもおっとりしたウェイトレスさんが
しきりに「薄くないですかあ」と訊いてくるもんだから
「藩士の珈琲」についていろいろたずねても
「エー?どうなんでしょうねえ」と
無邪気に首をかしげるだけで
「マスターがぜんぶやるんでー」と言いながら
そのマスターに訊きに行きもしないのはとても不思議でした。
どうしたもんでしょう。

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誤字ではありません。
キャベツクラッカーの略なので「キャベクラ」だそうです。
最近大ヒットしている
我が家のおやつです。
今日はキャベクラだよと言われて
わーい!と歓喜の声を上げる子どもたちに
つられて、訝りながらもどれどれ、と味見。
うまい!
塩味とスパイスが効いていて
カリカリポリポリ、ついつい手が出ます。
確かにこれはいい。
訊くと材料は小麦粉とおからと油と塩と
刻んだキャベツの外葉だけ。
それをただ混ぜて
薄く延ばして切って
焼いただけ。
忙しければ手作りおやつは難しいでしょうが
特別な材料などなくても
こんなにおいしいものが作れるということを
知っているというだけでも食育です。
おやつの選び方として
買うのなら「できるだけ台所にあるものだけで作られたものを」
という指標を聞いたことがあります。
食品メーカーとして
肝に銘じたいことばです。

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朝の5時に、
しかもいちばん寒いこの時期に、
黒石に人がいちばん集まるというマッコ市、
気づけば私も毎年
『福まき』に参加していました。
(2009.2.1付ブログ『マッコ狂想曲』)
(2010.2.14付ブログ『2010年のマッコ』)
去年は
家人が出張中だったので
出店の焼きそばを子どもたちに食べさせて
楽をしたし、
解体ショーの「マグロ」なんかも
ついつい買ってしまった。
お祭りは楽しまなきゃ!
残念ながら
今年は出張が入ってしまいました。
黒石も雪が相当積もっているので
そんな中のマッコ市は
風景としてもなかなか面白いんじゃないかと思うのですが。
今年は2月5日(日)
福まきは5時と10時です。

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神奈川県出身の家人との食い違いが
数年前に発覚しました。
節分といえば
私は落花生しかまいたことがなかったのですが
家人は炒り大豆しか記憶がない、という。
(2011.2.3.付ブログ「おにたのぼうし」)
家人は、子どもたちが保育園や学校で
落花生をまいているのは知っていましたが、
投げた豆を後で拾って食べさせるのに衛生的だから、と
保育園や学校に限って
あくまで先生方の工夫の一環として
殻付きの落花生をまいていると勝手に理解し
感心していたそうです。
が、工夫でも何でもなく
津軽では節分には落花生。
調べると北海道と北陸の一部、そして東北地方が落花生。
それより南は大豆をまくのが一般的だそうです。
こういう地域性のある文化の違いも
情報化社会ではますます急速にミックスされて
変容していくのでしょう。
実際今では地元のスーパーには
落花生の大袋と福豆(炒り大豆)のパックが
鬼の面とともに並んでいます。
「恵方巻き」なんていうのも、
我々が子どものころにはありませんでしたが
今では青森でもよく売れているそうです。
ふうん。
そうは聞いても、まだ私には異文化です。

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