元祖「昆布しょうゆ」のカネカメなかむら社長ブログ

一滴の醤油から見える社会、食を中心とした日常の雑感や食育のことを書いていきます。

横浜に帰る義母を見送る夜のことです。

最終便の前にそば屋で夕食、ということにしました。


月曜日の夕食どきに開店しているそば屋って、意外とないものです。

黒石の自宅からは遠かったのですが、

そば4人前ならなんとか残っている、という「彦庵」へ

30分ほど車を走らせました。

外食は蕎麦!と半ば決まっているかのようなナカムラ家では

そのくらいは常識なのです。


さて、店主のご厚意でとっておいていただいたそば4人前、

みんなざるでいただきました。

私だけ、うどん。

実は子どもたちのどちらかが

我が家としては珍しい「うどん」でだまされてくれるのではないかと

密かに期待したのですが、

見事に蕎麦好きの子は蕎麦好き。

だーれも譲ってくれませんでしたので、ここは私が譲るしかない...。


ざるそば4人前とざるうどん1人前、それから山菜の天ぷらを頼みました。

たらの芽、こごみ、こしあぶら。

これもこの時季のそば屋の楽しみです。

もともと天ぷらは大好物ですが

('09.10.9付けブログ「息子は誰に似て食いしん坊になったのか」)

そばには天ぷらは特によく合う気がします。

気が効いているそば屋では単品で季節の天ぷらが頼めて嬉しい。

立派な海老天より、山菜やきのこの天ぷらの方がそばの滋味を引き立てます。


腹八分かな、というところで蕎麦湯です。

「彦庵」の蕎麦湯がまた濃いのです。

この濃い蕎麦湯で腹十分に満たされ

蕎麦が食べられなかった無念さをしばし押し込め

おばあちゃんを最終便に乗せるべく、青森空港まで40分、一路走らせたのでした。

そば屋の愉しみ.jpg

| コメント(0) | トラックバック(0) | 2010年5月31日 09:32

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アップルロードのお花畑もオオヤマザクラネックレスロードも

残念ながら時期を逃してしまったので、

おばあちゃんを乗せたナカムラ家はそのまま上を目指しました。

 
目指すは岩木山のより上へ。

69のカーブがあるという

津軽岩木スカイラインは普通乗用車の通行料1750円。

高いなあ。

「半端ですね」と言ってはみたものの

端数をおまけしてくれるわけはもちろんありません。


うねうねと69回曲がって8合目へ。

8合目からは1合分、リフトがあるのでそれがお目当てです。

そのうち計画的に山登りするのもたのしいでしょうが

今回は3歳の幼児からおばあちゃんまで3世代の一行なので

ラクに楽しいリフトです♪

大人1人800円も、そうか先の「標高―価格比例効果」か

まったく高いとも思わず

ここまで来たらより上へ♪


弾む心にストップがかかりました。

リフト乗り場の係員が、チビ連れ軽装の我々に「やめた方がいいですよ」。

リフトの終点9合目は風もあり、気温なんと0度。

よく考えて見れば雪が残っているということはそれ以上ではないということですよね。


やめておくのが大人の判断でしょう。

でも、義母ははるばる横浜から来てるのです。

実は前回も9合目まで上ってきて、その時は霧が出てリフト自体が運転中止。

上らせてあげたいなあ。リフト自体は動いているのですから。

というわけで、着ていたものを義母と小学生の長男に集約し、

親切な係員も温かそうな毛のライナーのついたコートを貸してくれ、

この二人をナカムラ家の代表で

リフトに乗せて9合目に送り出すことにしたのでした。

さくらまつりの後の津軽観光4:津軽岩木スカイライン.jpg

| コメント(0) | トラックバック(0) | 2010年5月27日 11:56

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さて、嶽温泉で仕入れたマタギ団子。

団子が3個、長めの串に刺さってそそります。

炭火で焼くと3、4日はまったく固くならないんですって!

観光地で買った団子を3、4日も取っておく人はあまりいないと思うのですが

そのうち確かめてみたい。

単純に、好奇心です。


桜(ピンク)、かぼちゃ(だいだい色)、牛乳(白)、よもぎ(緑)の4色

それぞれ300円。


大学で心理学を専攻していた家人が

おかしなことを言っていました。

『モノの値段は標高に比例して上がる』という研究があるのだそうです。

つまり、岩木山の半ば(標高500mくらいかな)にある嶽温泉で

300円だったマタギ団子が

標高0メートルに近いふもとで仮に200円であれば

山頂1625メートルの所で500円。(仮に、ですよ)


ふうん。

確かに岩木山の山頂でだったら

500円でも買ってしまうかもしれない。

日本海をはさんで大陸まで見えそうなくらいの風景を見下ろしながら

団子をほおばったら気分良さそうですもんね。

熱いお茶があったら最高。

(つづく)

さくらまつり後の津軽観光3:マタギ団子.jpg

| コメント(0) | トラックバック(0) | 2010年5月26日 07:16

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さて、ほわっとしつつ凛とした気持ちももって

とにかく良い心持ちで岩木山神社を後にしたのですが

売店のポスターで

その日は岩木山の何箇所かで津軽三味線の生演奏が聴けるということを知ったので

次の演奏時間に間に合えばラッキーだなと思いながら

次の演奏場所である嶽温泉郷に向かいました。


(因みに嶽といえば

甘-いとうもろこし『嶽きみ』が有名ですが

この時期に焼とうもろこしを買ってもその甘さは伝わりません。

なんて言ったら、営業妨害かな。

いや、がっかりされて「さほど美味しくない」なんてレッテルを貼られるよりはいい。

生でもじゅわっと甘くて美味い旬までお待ちください。)


嶽温泉の目的は三味線というよりむしろ

あん好きな家人が饅頭か団子を調達したいと主張したからなのですが

車の中で待つ間

生の三味線の演奏が聴こえてきていました。

私にとってはそう珍しくもない音の風景ですが

考えてみれば

こんなにあちこちで生の津軽三味線の音が聴けるのは

やはり津軽ならでは。

それもここ数年、

専門のライブハウス(居酒屋)だけでなく

観光地や駅の構内、まつりなどのイベントでの無料ライブ演奏が増えてきています。


特に今年印象に残ったのは

さくらまつりの弘前公園で、あれは意図的に配置されていたのか

それともストリートパフォーマンスがたまたま互いに音の邪魔されぬ距離感をとったのか

あちこちで津軽三味線の音が心地よく響いていました。


さて、次の目的地へ向かい、ここも気持ちよく(マタギ団子を仕入れて)出発しました。

(つづく)

さくらまつり後の津軽観光2:津軽三味線生演奏.jpg

| コメント(0) | トラックバック(0) | 2010年5月24日 13:09

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週末に義理の母が横浜から遊びに来ました。

さて、どこへ連れて行こうか。

何度も来ているのでひととおりの観光地は行っているのですが

やはりその時期にベストな津軽を見せたいじゃないですか。


満開の遅かった桜をひょっとすると見せてあげられるかというのと

津軽はりんご、花咲くりんご畑も津軽の醍醐味、というので、

アップルロードを通って

'世界一の桜並木'と名打ったオオヤマザクラの並木道を通るドライブを計画しました。

生憎りんごはこのところの低温で新緑は薄く花もぽつぽつ寂しく咲いているだけ、

オオヤマザクラは3、4日前の強風でほとんど散ってしまったとのこと、

なかなか人間の思惑どおりには、花は咲いてくれないもの。


そんな中、良かったのは途中の岩木山神社。

津軽のシンボル的な、いわば当たり前すぎる場所だし

義母も何度か連れて行っているので

時間がなければ通り過ぎるところだったのですが

まだほんの少し残っていた桜に誘われ

車を降りることにしました。


当たり前すぎる、なんて失礼でした。

いつ来てもいい場所はいい。

荘厳なたたずまいと柔らかく深い空気(マイナスイオンたっぷり!)

背すじを正され心を洗われ

おまけにヘビを見られたので

得した気分。

神社でヘビとは縁起がいいじゃないですか!

 
気分を良くして

岩木山のもっと上を目指し出発しました。

(つづく)

さくらまつりが終わった後の津軽観光1:岩木山神社.jpg

| コメント(0) | トラックバック(0) | 2010年5月21日 05:31

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さくらまつりの最終日、5月5日のことです。

ナカムラ家ではなかなかのんびり花見を楽しむということが

(商売柄?)できないのですが

子どもたちにせめてもほんの少し花見気分を味わわせようと

満開から2,3日遅れて5日の早朝、

弘前公園を訪れました。


なぜ早朝かというと毎年恒例の「消防観閲式」とやらがあるのです。

ブログに書くために初めてその名前を確認しましたが、

私が子どもの頃にはもう行われていたこの行事、

私は今年まで『消防車がお堀端でいっせいに放水する日』という認識でした。

近隣の町村からも消防車、消防団の車、とにかく赤い車、が集まって

ぐるりと弘前公園の外堀を囲むので、

3歳の息子はもうそれだけでおおはしゃぎ。

「堀の水を使うから、小魚が飛んでくることもあるんだよ」という私の説明に

小学生の息子はわくわく。


堀端を囲んでいるのは天下の弘前公園ですから

もちろん赤い車だけではありません。

少し緑の葉が出始めている8分ほども花を残している桜も見事です。

消防車と桜という不思議な取り合わせが

実は私のさくらまつりのイメージの原点にあったりして。


ぶらぶら出番を待っている消防士に話を聞くと、

通常は1分間の放水を行うところ、

今年は10秒間だけで終えるそうです。

なぜか。

もちろん、桜を長持ちさせるため。

今年は幾分満開が遅れたため、当日5日でもまだまだかなり見ごたえのある開花具合。

その桜の上に水をかけて散せてしまうのは

忍びないというよりもったいない。


というわけで、ほんの10秒の放水で3歳は盛り上がったのですが

小学生は小魚が飛んでこなかったというのでふくれ面でした。

気を遣うのです.jpg

| コメント(0) | トラックバック(0) | 2010年5月19日 01:13

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ゴボウのことです。

ゴボウも青森ではたくさん作られています。

収穫量は全国1位。


そのせいでしょうか、私はゴボウ好き。

きんぴらゴボウを口いっぱい頬張るとしあわせです。


ところでゴボウを調理する時には

料理の本には必ず「水にさらすこと」と書いてありますが

最近家人は水にさらすのをやめたそうです。

やめたらどうなったか。

うまさが水に流れてしまわないので

ゴボウが美味しくなったのです。

このブログを読んだ方、

どうぞ、これからはゴボウを水にさらすのをやめてください。

(それから皮はもちろんむかないで

たわしで軽くこするだけにしてください)


おからの卯の花炒りでも

炒り豆腐でも

煮物でも

炊き込みご飯でも

豚汁風の汁物でも

口の中でゴボウがふわっと香ると

木の根っこがこんなに美味しいと気づく人間の味覚の面白さと

それを調理するにいたった

食文化というものに思いを馳せるのであります。


どうぞ、ゴボウは水にさらさずに。


さて、クイズです。

津軽弁で「ごんぼを掘る」という表現がありますが

どういう意味でしょう。

A 恥ずかしくて隠れたくなる   B へそを曲げる

津軽自慢:ごんぼ.jpg

| コメント(0) | トラックバック(0) | 2010年5月17日 10:14

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さて、津軽も春。

採集民族が外に出て活動を始めました。

ナカムラ家の採集民ぶりについては

バックナンバー'08.11.27『採集生活』

'09.4.28『土筆(つくし)攻防』をどうぞ。


そうなのです。

道端ににょきにょき生えてきた土筆たちを

ナカムラ家の子どもたちの視界から失くすることは不可能なのです。

ええい、行ってこい!

とばかりに今年は家人は覚悟を決めて先回り、

「土筆採ってきて!」と命令を下しました。

連休中の話です。

ついでに「ほかに食べられそうなものあったら採ってきて!」とまで。

(毎日毎日ほんの一握りずつ「これ佃煮にしてー」とか

「味噌汁に入れてー」とか持って来られるより

休みの日にいっきに片付けてしまいたかったのでしょう。

そううまくいくだろうか。)

命を下され、私は子どもたちを連れて近所の草むらにでかけました。

命を受けた子どもたちはもちろん大喜び。

小学生の息子は土筆の選び方を説いてくれました。

いつの間にそんな知恵をつけたんだ??


土筆と・・・ほかに食べられるもの・・・?

きょろきょろ下を向いて歩きましたが

ふきのとうは天ぷらにするにはもう遅く、茎を食べるにはまだまだ早い。

その辺の葉っぱはたいてい食べられそうな気もしますが

今ひとつ自信がありません。

・・・あった!

無難に菜の花発見。


そして急遽、休日の昼ご飯は菜の花の天ぷらとざるうどん。

子どもたちは棚ぼたで天ぷらが食べられてゴキゲンでした。

これに味をしめて、また毎日何かしら摘んで来るのじゃないだろうか・・・。

それゆけ採集民.jpg

| コメント(0) | トラックバック(0) | 2010年5月13日 18:50

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北海道の花見はジンギスカンを食べながら、と聞いて驚いたのですが

弘前でもカニを食べながら花見をする、というと

そういえばたいてい驚かれます。

花見それぞれですね。


さて、大型連休中、弘前公園のさくらまつりの出店に

売り子として出ている家人に代わり、私が子ども当番をしたのですが

子連れで買物中、スーパーの入り口で「カニ釣り」に出合いました。

もちろん花見の時期だからカニはトゲクリ。

まさしく季節の風物詩、情操教育にうってつけ。

小学生の息子は「飼ってみたい」なんていうし

1回50円だし。

子ども二人で3匹釣って帰ってくると

結局(当然ながら)飼うほど元気なカニではなく

暗黙のうちに息子も茹でて食べるという流れを了解し

準備して家人の帰りを待ちました。


・・・そして私は帰ってきた家人に怒られました。

連日さくらまつりで忙しい中、

私自身も持ち帰りの仕事が山とある中、

夕飯にはもっとカンタンに食べられるサンマの酒汐干しを解凍してある中、

なんでカニなんて買ってくるのっ?

なんで今日なのっ?


そんなに怒らなくても・・・と思ったのですが・・・。


実際子どもたちにカニを食べさせるのに、

私はゆっくり夕食を味わえませんでした。

(家人はあてつけるようにどっしり座ったままサンマをついばんでいましたが・・・)

カニの身や殻は床に飛び散り

用意したフィンガーボールはひっくり返され

夕食を終えるのにいつもの倍の時間がかかりました。

教訓;いくら花見の季節だからといって、

ノスタルジーにかられてカニを買うのはやめよう。

津軽の花見にはトゲクリガニ.jpg

| コメント(0) | トラックバック(0) | 2010年5月 9日 03:17

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おかげさまで今年の弘前さくらまつりも

大好評のうちに店じまいをすることができました。

ぴったり連休に見ごろを迎えた桜も

十二分に満喫していただけたのではないでしょうか。


ああよかった、と一息つく間もなく、

中村醸造元イベント隊は

さくらまつりの出店を撤収したと思ったら

そのまま荷物を車に詰め込んで

(運送業者に荷物を託し)

今度は一路東京へ向かいます。


ホビークッキングフェア2010 に参加するためです。

4/19のブログ

「5/6・7・8東京有明のビッグサイトで開催されるホビークッキングフェア2010

というイベント のお知らせ」

でご紹介しましたが、

家族に付き合った連休の後には

主婦のみなさんに、こんな愉しみを!的な日程がいいですね。

中村イベント部隊にとっては

みなさまにお会いできる貴重な機会です。

楽しみにお待ちしております。


ブログ読みました!と言ってくださったお客様には

しょうゆコンブ差し上げますよ。

春爛漫弘前さくらまつりから初夏の東京有明ビッグサイトへ.jpg

| コメント(0) | トラックバック(0) | 2010年5月 6日 10:48

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絵とタイトルで選ぶエッセーブログ