子供の頃、住んでいた家の庭に梅の木がありました。
祖母が高いはしごをかけて実を採り
梅酒にしていたのを覚えています。
梅干や梅漬けにしていたかどうかというのはまったく記憶にないのですが
果実酒用の瓶の黄金色の液体の中に丸い梅がごろごろしている様子は
ちょっと特別な感じがして好きでした。
梅酒というと祖母のほかにもう一人思い出す人がいます。
カンボジア人の友人の家に遊びに行った時のことです。
ちょっと空気がじめっとしていた時季でした。
こんなの、つくっちゃいました・・・。と
シャイな彼が押入れを開けて見せてくれたのは
つけたばかりのまだ透明な梅酒の瓶。
それも1.8リットル用くらいの大きい容器が3、4瓶。
わーすごーい、まめだねー!と家人が無邪気に感嘆の声を上げると
彼は照れたように
でも、ボク、飲まないんですけどね。
えーーなんでつくったのー???と家人と私が無邪気に聞いても
結局彼はニコニコ笑っているだけでした。
(と記憶しています。)
梅酒づくりは我が家でも毎年欠かさない「梅仕事」です。
といってもここ数年は家人にまかせきり・・・。
飲むのもまかせきりだから、まあいいか。
普通のホワイトリカーでつけるほかに、
角谷文治郎商店さんの『三河みりん』でもつけるようになって3年。
これは洗った梅を三河みりんに入れるだけ。
半年後に取り出す梅は箸休めにもなって、来客にもいいですよ。



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