元祖「昆布しょうゆ」のカネカメなかむら社長ブログ

一滴の醤油から見える社会、食を中心とした日常の雑感や食育のことを書いていきます。

あいさつにはいろいろな形式的な表現があります。

「良いお年を!」というあいさつ、もう少し若い頃はちょっと儀礼的過ぎて

照れくさかったのですが、この頃はなかなか良い言い回しだなと感じています。

終わりよければすべてよし、という楽観的な感じが

ともすれば暗澹とした2008年の暮れにはなおさらちょうど良い。


だって、「終わりよければすべてよし」と思って新年を迎えた人はいないでしょう!

「一年の計は元旦にあり」と気持ち引き締め気持ちあらため

でも春夏秋冬12ヶ月過ごしていくうちに

頑張ってもうまくいかなかったり運が悪かったり

疲れてしまったり病気になったり

つらいことがあったり悲しいことがあったり

・・・・振り返れば良い年だったなんてとても言えない!

・・・・と、思ったとしても

いいじゃない、そんな年もあるさ、また新しい年がくるんだから!と

未来に希望を見出して、過去を形だけでもリセットして前向きなスタートを待つ、

そんな感じのあいさつです。


誰もそんなカンタンにリセットできるなんて思ってはいません。

ゲームじゃないんだから。真剣に生きているんだから。

でも、ときどき区切りをつけてみる。

どっちみち後戻りはできないのだから「終わりよければまあいいか」と割り切り

「ともあれなんとかまた来年がんばるさ」とあらためて心に誓い

相手のためと自分のために

「良いお年を!」と言ってみる。


さて、息子に今年いちばん楽しかったことを聞いてみました。

「えー、わがんね」という即答。(津軽弁です。)要は答える気がない。彼にとってはどうでもいい

ことなのでしょう。追求しないでおきましょう。

質問を変えて今年いちばんおいしかったものを訊いてみました。

驚くほどの即答で

「さつま芋の天ぷら!」

いつ食べたんだっけ?少なくともここ2、3ヵ月は食卓に登場していないぞ。

さすが、食いしん坊の我が息子よ。食べものの記憶はスバラシイ。

よいお年を

| コメント(0) | トラックバック(0) | 2008年12月29日 00:39

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師走ですね。会社は仕事納めも済みましたが

タンクの中身は休んでいるわけでもなく職人は交代で出てきていますし

私も日頃できない仕事がたまっているので、まだまだ気を抜けません。

せめてブログでゆるーり、「ヤツラ」のことでも書こうかな。


この前は「うんち」のことを書きましたが

文章化してみると、そうか私も人の親になったんだな...

なんていう思いが改めて去来し

自分が当たり前に子どものいる生活を過ごしていることにある種の驚きを覚えました。

親になったから偉くなった、なんてことはまったくありません。

ただ、うんちの観察然り、

子どもがいなければ、大人になってから絵本を読むことなんてなかったな、と気づいたのでし

た。


有名な「はらぺこあおむし」や「ぐりとぐら」は我が家の子どもたちもお気に入り。

やはり食べる、ということにはとても刺激され魅力をおぼえるようで

はらぺこあおむしが暴飲暴食するページと

ぐりとぐらが森の動物たちとカステラを囲んでいる場面は

なかなかページをめくれない。

自分も子どもたちと一緒になっていろいろ想像してしまう。

様々な食体験を経てきた大人にはまた別の読み方ができる気がします。

「おおきなおおきなおいも」という絵本はさつま芋はどう食べるのがおいしいか、

真剣に考えてしまいます。

「ガンピーさんのふなあそび」のおやつのテーブルを食い入るように眺めたり(ふむふむ、イギリ

スのハイティー、だな)

「かいじゅうたちのいるところ」では、かいじゅうたちの国から帰ってきたマックスの夕ごはん、日

本だったらおにぎりと味噌汁かな、とか

「ジャリおじさん」の'あおいおおきなかみさま'のごちそうは自分にとっては何だろう、とかね。


そういえば最近、忙しくて読んでやってないなあ...。

正月休み、これもやりたいことのひとつです。

そういえば大人に

| コメント(0) | トラックバック(0) | 2008年12月28日 02:47

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中村醸造元でも、醤油を作る傍ら、副業として行商をしていたことがありました。

私が生まれた頃のこと。40年近く前になる、それこそショーワの時代です。

ワンボックスカーに炊き立てふわふわの「しょうゆコンブ」を載せて工場を出発。

しょうゆコンブ」とは、昆布をだしと醤油でやわらかくつるつる煮込んだお惣菜。

これを団地や住宅街に、朝ごはんの時間に合わせて売りに行っていたのです。

お客様はボールやらお碗やらタッパーやら思い思いの容器をご持参、

必要な分だけハカリで量ってお勘定。

そのまま朝の食卓に出せるわけだからいたって合理的。

レジ袋も要らずエコ行商。

合理的なだけではなく、味も好評でしたよ。自画自賛、だっておいしいんだもの。

昆布だから健康的でもあり。

子供にも食べやすくて大人気。


人気が出たので地元弘前市から青森市にも範囲を広げ

さらには南部、八戸市にも・・・となった時に、行商の限界に行き当たったそうです。

当時道路も今ほど整備されていなかったので、

同じ県内でも八戸まで行くとなると半日がかり。

ある夏の暑い日、移動中の車内で直射日光に照らされ続けたしょうゆコンブは

八戸に着く頃には悪くなってしまったそうです。


そこで「しょうゆコンブ」は変身しました。

量り売りというかたちをあきらめ、より広範囲のお客様にもおいしさと安心をお届けできるように

個包装にし、流通のルートに乗せることにしたのです。

今でも中村醸造元で人気の商品「しょうゆコンブ」。

津軽ではコンビニに置いてあったこともあるんですよ。

(私は当たり前と思っていたのですが

県外出身の家人にとってはコンビニに漬物用の重曹がおいてあるのと同じくらい

驚きだったそうです)。

おかげさまで、青森県の物産展などでは売り切れ続出の大人気商品となっています。

名前を知らなくてもシロクマくんにピンとくる津軽人は多いんじゃないでしょうか。

お知り合いに津軽出身の方がいたらぜひ聞いてみてください!


この「しょうゆコンブ」が、紛らわしいんですけど

当社の「元祖昆布しょうゆ」の着想の発端でもあるのでした。

しょうゆコンブ2

| コメント(0) | トラックバック(0) | 2008年12月23日 23:35

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ついにきました。

雪が少ないなー暖かすぎるなー大丈夫かなー・・・と思っていたら。

一泊の東京出張からもどると、どかっと積もってました。

はふはふ暖かいものが、ますますおいしくなります。


焼き芋、おでん、なんていいですね。焼き鳥だったら熱燗と!

移動している店から何かを買いたくなるのはわたしだけでしょうか。

(この頃は買いたくなってもぐっと我慢しますが)

今買わなかったら、行ってしまってもう二度と食べられないかもしれないっ!という

切迫感にかられるのでしょうか。

夜店の分店的な雰囲気も載せているから、財布の紐も緩むのでしょうね。


せっかくそういう店から買うのだったら、日の暮れかかる頃がいい。

暮れかかる頃からすっかり落ちてしまうまでくらいの時間に

タイミングよく「やあーきいもおーーー、いいしやあきいいもおーーーーー」なんてきたらたまりま

せんね。

(実は津軽では焼き芋売りは呼び声でなく

「ひゅルルルルルルルルルルルル......」か「しゅうウウウウウウウウウウウウ......」という音だ

けで売り歩いているのですが。東京で初めて「やあきいもおおおおお」を聞いたときは軽いカル

チャーショックを受けました)

焼き鳥なんかは匂いも非常に強力な販売促進力です。抗い難い。

津軽ではしじみ貝も売り歩いています。十三湖のしじみです。

ざらっと味噌汁ひと家族分。

わたしが子供の頃よりもずっと減ってはいるのでしょうが

それでも時折「しじみいいいいいいいいいいいかいいいいいいい」という売り声が

聞えてきます。


そうした行商にはノスタルジーがありますね。

古き良き昭和の夕暮れ。

自分もしたことがないくせに、息子にボールを持たせて豆腐を買いに走らせてみたい。

しじみや豆腐は毎日の味噌汁の具になっていたのでしょう。

とても合理的。その時に必要な分だけ買えばいいから保存しておく必要がない。

包材もいらないし流通コストもかからない、もっと細かくいうと

家庭での冷蔵保存代だってかからないんですよ!

みんなが大体同じ生活パターンで暮らしていたからできたことなのでしょうか。


中村醸造元でも副業としてそんな行商をしていたことがありました。

という話を、この次にします。

しょうゆコンブ

| コメント(2) | トラックバック(0) | 2008年12月23日 01:35

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びっくりしました。

顔を見せても、平気なんですね。


産地偽装のニュースです。

よくもこう続くものです。

そして・・・顔を出しても・・・平気で偽装しているなんて・・・。

そうか、自分の顔じゃなかったからか・・・。

こうなってくると、顔を見せることの意味がわからなくなります。

顔を見せるという行為が偽善的という気すらしてきます。

ハンサムでもないのに顔を出してしまった私の立場をどうしてくれるんだ・・・!?

・・・・・・・・・・・・・・。

(今どきはイケメンっていうんですよね。

どうも口がむずがゆい。)


でも、やっぱり私は顔を出してよかったと思っています。

ブログ開設とほぼ同時に、

会社として月一回のペースで直送のお客様に宛ててニュースレターを始めたのですが、

そちらには私だけでなく社員も多数登場します。

お客様方にとっては今までただの匿名オペレーターだった社員たちが

はっきり顔をもった人間となって動き出しました。

というのは、予想以上に多くのお客様がお便りをくださったのです。

顔が見えて良かった、というご感想です。

ハンサムでなくても伝わるんだもんね♪・・・というレベルではなく、

基本的には顔を見せても見せなくても誠意を尽くすというのが信条ですが

他人様に顔向けができないことはしないという羞恥心は

持ち合わせていたいものですね。

続顔をみせる

| コメント(0) | トラックバック(0) | 2008年12月22日 00:25

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もう既に国民的なイベントとして定着しているクリスマスですが

(こんな断りを入れるのは蛇足の蛇足!というくらい!!!)

ごくごく最近まで、ナカムラ家では

クリスマスって西洋のものでしょー・・・

ローストチキンはまだ子どもたちは食べないしなー・・・

ケーキだって翌月の息子の誕生日にも食べるから贅沢すぎるしなー

師走は忙しいしなー・・・

なんだかなー・・・ともたもたしておりました。

それでもやはり外から攻められると・・・・・・外からというのは

食材宅配サービスのクリスマス用のチラシだったり

保育園のお遊戯会に登場するサンタだったり

買い物に行くといやでも目に入るクリスマスコーナーだったり

TVから流れてくるクリスマスソングだったり、です。


そこで、老舗醤油屋でも

子どもが小さいうちはナカムラ家でもクリスマスはイベントといたしました。

決め手となったのは「日本全国酒飲み音頭」じゃないですが、

(一月は正月だから酒飲めるぞ、二月は節分で酒飲めるぞ、三月は送別会で酒飲めるぞ・・・と

いうような、とにかくことあるごとに酒が飲めるぞ!と喜ぶ歌詞の宴会ソングです)

季節の献立を楽しもう、という魂胆です。

もっともこれまではすべて家人任せでしたから

食育を施されている子どもたちよりも食卓の彩りに鈍感だったかも...。

ブログを始めたことでもあるし、

2009年はもっと食卓に敏感になって、私自身も勉強しながら

食の季節感みたいなものをお伝えしたいなと思っています。


ところで私は生クリーム大好き。

クリスマスケーキがひそかな楽しみなのでした。ふふふ。

クリスマスディナー

| コメント(2) | トラックバック(0) | 2008年12月19日 00:30

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雑誌の話ではありません、生活スタイルの話です。

東京に住んでいたときに始めた有機野菜から日用品までの総合宅配サービスが

とても気に入って、

青森に引っ越してきてからも続けています。

関東を基盤にしている宅配サービスなので

配送費がかなり高くなってしまいました。

それでも、その品質と味、そして信頼関係からは離れられません。


こう考えることにしました。

『配送費は、買い物とその買い物を考えるためにかける時間と

交通費などに相当する。』タイム・イズ・マネー。

家人は、ところが、これだけじゃない!と力説します。

スーパーなどに行くとついつい買いすぎてしまう。

うちにいてほんとうに必要なものを一週間前に決めてしまうと

無駄遣いをする余地がない。

だから通販だと結局無駄がない。

確かに私なんか『セール』『割引』『見切り品』なんていうことばに弱く

必要ないものを買いたくなってしまう。

主夫経験からも、よーく自覚しています。

(きちんとしている人だったら、スーパーへ行ったからといって

無駄遣いするとは限りませんが・・・)

一週間分の食糧の注文を、写真付きの発注書をにらみ電卓をたたきながら

やりくりしている家人は鬼気迫るものがあり大変そうなのですが

後100円、後10円、と配送費割引の下限額まで帳尻を合わせているのは

ゲームみたいでちょっと楽しそうにも見えるのでした。

通販生活

| コメント(0) | トラックバック(0) | 2008年12月18日 09:35

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主夫経験があります、なんてあまり偉そうにいうと

家人の冷たい視線が突き刺さります。

社会人入学枠で大学に入り、学生をしていた頃、

家人がフルタイムで仕事をしていたので必然的に私が家事をする割合が多かったというだけ

のことです。

だけのこと、ですが、これは貴重な経験でした。


私にとって意外だったのは

炊事・掃除・洗濯、が家事のメインだと思っていたのが、

実はそれよりも厄介だったのが「買い物」でした。

頭と時間をつかうのです。

主夫初心者だった私は、その日とせいぜい翌日のご飯の支度分くらいの買い物しかまとめら

れなくて、しょっちゅうしょっちゅう買い物に出ていました。

それどころか、欲しい物を求めて何軒かはしごをしたり

別の店に行ってからまた最初の店に戻るなんていうこともよくしていました。

まったくもって、効率の悪い買い物だったと思います。

だから食費が倍増。

やりくりの(くやしながら)上手な家人に皮肉られたものでした。


もちろん炊事・掃除・洗濯・それ以外にも名前のつけられな雑多なかたつけなど

やろうと思えばいくらでも出てきます。

ちゃんとやるも良し、手抜きも良し。

家事ってほんとにいろいろです。

何らかの形で、家事にも対価が支払われるような社会であってほしいですね。

主夫3級

| コメント(0) | トラックバック(0) | 2008年12月17日 14:46

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私は20代の終わり頃に大学に入りなおしたのですが、

その時に高橋力也先生という素晴しい師に出会いました。

高橋先生のことも、少しずつお伝えしたいと思っています。


例えば、農地サロンのこと。

高橋先生とは本当にいろいろな話をしたのですが、

日本の食糧事情だとか世界の水不足だとかについて真剣に語らううちに

こんなアイディアも出てきたのでした。


農地を買い上げて地域の人に解放する。

これからの時代は定年退職しても60代以上の人たちはかなり元気です。

頭脳は勿論のこと、体力的にも私なんかかなわないくらい鍛えている方も多いでしょう。

元気でまだまだ働きたいぞという人は大歓迎。

それ以外にも体力をもてあましているけど何していいかわからないという若者とか

普段はパソコンや人間関係でくたびれてるから時々アースしたいという会社員とか

子供に土いじりをさせたい母親とか

とにかくだれでも作物つくりに来ませんか、と。


収穫できた作物は労働に応じて分配する。

別に農作業でなくてもいい。

母親たちのためにベビーシッターをしてくれてもいいし

昼ごはんをつくってくれてもいい。

収穫できたものを加工する作業でもいい。あ、マッサージもいいですよね。


こんな農地サロンが全国の自治体で採用されれば

日本の食糧自給率は格段にアップすることでしょう。

若者の農役と併せれば農業大国も夢ではない。

(11/28付のブログ「農役」も読んでください)

農地サロンは農役よりも実現しやすいでしょう。

今あちこちで人気の「道の駅」に畑がくっついているような

そんな感じから始めてもいいのではないかと思うのです。

農地サロン

| コメント(0) | トラックバック(0) | 2008年12月16日 11:34

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だしがらふりかけも、柑橘皮のマーマレードシロップも

家人には既にルーティンとして染みこんでいる台所仕事のようで

さほど面倒くさいと思っているわけではないようですが、

新たにここに『乱入』したのがかぼちゃの種!

それが先の家人の嘆きです。

ほんの出来心だったようです。

今までは捨てていたかぼちゃの種を使ってふと

息子に食育したくなってしまった、と。

(ああ、食育のタネって家庭にはあちこちに散らばっているもんです。)

ワタにまみれたかぼちゃの種を洗って乾かして、殻を剥いて取り出した中味を

フライパンで乾煎りして結晶の大きい塩でまぶす。

南瓜一つから大さじ2~3杯、でしょうか。

ことばにしてしまえば簡単な作業ですが、ベリースローな加工です。

一生懸命殻を剥いた息子の労力をねぎらって慈しみながら食べたいおつまみです。

おいしかったし栄養(亜鉛、ビタミンEなど)もあるので

捨てるのがもったいなくなってしまった!ということです。

さて、この「かぼちゃの種」が

我が家の「捨てない不可食分ローテーション」の一員に加わるかどうか。


勿論息子はやる気マンマン。

家人はなんとか息子の目を盗んで南瓜を切ろうと献立画策中。ああ冬至にはこっそり包丁を入

れなければ。忙しい年末の台所にこれ以上作業を増やしたくない...。

「かぼちゃ、まだたべないのー?」「うーん、またこんどねー・・・」

手伝えるわけでもないので、黙ってにっこり静観中です。

もったいない2

| コメント(0) | トラックバック(0) | 2008年12月15日 07:43

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家人がまた嘆いていました。

捨てられないものがまた増えてしまった!と。


ナカムラ家のことなので、食べものの話です。

我が家はほとんど食べものを捨てない。

食べものを好んで捨てている家庭はないと思うので、正確には

食べ物の通常食べないと思われている部分も捨てない、といった方がいいでしょうか。


極力無農薬、減農薬の野菜を調達しているので根菜の皮は剥かずにまるごと調理する。

大根や人参の皮などは

煮物にしても炒め物にしてもまったく違和感がないものです。

むしろ皮や皮のすぐ下に栄養が多く含まれている場合が多いといいます。

料亭ならいざ知らずこれが家庭料理の醍醐味!とは家人の弁。

大根・カブの葉っぱの佃煮は子どもたちの大好物。

(基本は「濃口しょうゆ:みりん=1:1、

気分で胡麻や削り節やはちみつをプラス」だそうです。

これまただしがらの干し椎茸の軸のスライスが入っていたりもします。)


だしパックのだしがらは

濃口しょうゆ:みりん=1:1プラスはちみつ、胡麻

で、ふりかけに。


サンマでもイワシでもアジでもホッケでも

魚の骨は二度焼きしてカルシウム補給に(いや、そんな名分より何より、おいしい)。

皿に残った骨を回収してグリルにのせてくるのが私の役目。

弱火でじりじり炙ると大抵はどんな魚の骨でもたべられます。

おいしいので、2歳の二男も交えて(「ホネー、ホネ-!!」)の争奪戦。

ついつい焦がしてしまって嫌な顔をされたりします。

柑橘類の皮はマーマレードにするからといって

きれいに五分割して皮を剥くことが、皮剥き担当の私には要求されます。

<つづきはもったいない病がさらに重症化します>

もったいない

| コメント(0) | トラックバック(0) | 2008年12月13日 00:54

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これからお食事、という方は読まないほうがいいかも知れません。

いや、きたない話をするつもりではないので、だいじょうぶかな。

きれいなうんちの話です。


子供ができて色々な経験をさせてもらっていますが

そのうちの一つに

他人の排泄物をほとんど毎日観察する、というのがあります。

自慢じゃありませんが、ふたりの息子のオムツ替えは私も毎日やってきました。

そのうち下の息子は現在進行形です。

特にうんちをした時には、私が担当というのが暗黙のうちに決まっているようです。

他のことでは「ママ、ママー」なのに、

うんちの時だけは「パパ、んち、でたー」。

家人にいたっては、私が別の部屋にいても「うんちだって」と呼びに来ます。

まあ、いいんですが。

家族サービスの一環のようなものです。役割というか、当番というか。


というわけで、息子たちのうんちはほとんど毎日見てきました。

いろんなうんちがあり、中にはなかなか忘れられないものもあります。

すごかったのは、しばらく風邪を引いて食べられなかった当時2歳の上の息子に

食べさせ始めとしてすりおろし人参を与えた後のうんち。

目の覚めるような鮮やかなオレンジ色のカタマリが、紙オムツの上にこんもり。

きれいでしたよ。

因みに家人の忘れられないうんちは、

果樹園にさくらんぼ狩りに連れて行った翌日のもの。

それはさくらんぼを固めたようなうんちで、なんとさくらんぼの芳香までしたと。

うんちという感じはまるでなかったそうです。


そういえば、おっぱいだけ飲んでる赤ちゃんのうんちも汚いという感じがしません。

息子二人分のうんち風呂に、時々入ったものでした・・・。


人は大人になるとお腹の中に色々溜め込んでしまうのでしょうか。

小さな子供のお腹の中ってシンプルで、きっとすっきりしているんでしょうね。

お腹の中も、なるべく掃除しておきたいものです。
(大掃除の時期だから思うわけではありませんが・・・)

親になって

| コメント(0) | トラックバック(0) | 2008年12月12日 02:59

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好きなものの話って長くなります。ことにそれが食べものの話だと。


さて、豆乳鍋にとりがらスープやたっぷりのすった白胡麻を加えると

あっさりした上品なとんこつスープを髣髴とさせるコクがでます。

青森にはなかなかおいしいとんこつラーメンのお店がないのですよ。

(といって、そうそう懸命に探しているわけではないので、

青森のおいしいとんこつラーメンのお店の方、ごめんなさい)

なので、私は時々こんなとんこつもどきスープで

気持ちを満たしているのです。

ともあれ、鍋って楽しいですね。

こどもたちがようやく勝手に食べてくれるようになって

小さい食卓で鍋を囲んでもコンロに手を伸ばしたりひっくり返したり...という心配がなくなってき

たので、我が家にも鍋が頻繁に登場するようになりました。

作りながら食べる、食べながら作る、という感じなので

これも食育かな、と(こじつけ??)考えています。

自分の好みの火のとおり具合を見計らって

自分の好みの味を仕上げていく。

息子たちもそれぞれ自分の取り鉢の中で

濃口醤油や淡口醤油、米酢やカボス、れもんジュース、すり胡麻...好みの味にブレンドして「ほ

らー。おいしいよー!」と味見させてくれます。

勿論出来合いのぽん酢醤油を使うのもいいのですが

こどもの好きにさせると意外とおいしいものを作ってしまうかも。

こどもの味覚を信じましょう。

信じられる味覚を育ててやることが、食育の目的の一つです。

鍋のススメ 2

(因みに豆乳鍋の場合、私と上の息子は濃口醤油派、家人は淡口醤油派です。)

しかし・・・下のチビは隙をみて醤油のままぐびっと飲んだりするので、油断ならん!

| コメント(0) | トラックバック(0) | 2008年12月11日 01:12

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本格的に寒くなってきましたね、鍋の季節です。

スーパーなどで鍋特集コーナーが定番になってきました。


鍋ってあったまるし、ラクだし、予算次第ではフトコロにも優しく、

自由な発想でもっともっと楽しめる献立だと思うのです。

そんなことは今更いうまでもないことでしょうが。

(考えてみれば、調理に使う火で身体も温まる、というのは原始的、

いや、懐古的で一石二鳥!)


最近我が家で人気のあるのが「豆乳鍋」です。

ベースは無調整豆乳に昆布と塩ひとつまみ。

具材は何でもいいのでしょうが、例えば豚の薄切り肉、

だしにもなるキノコ類やねぎ、

水菜・白菜・春菊などの葉もの類、ネギ、

こども受けに南瓜やさつま芋

〆にはごはんやうどん、しらたきなど。

なんといっても豆乳の栄養価が嬉しいではないですか。

まだあまり肉を食べない小さいこどもにも大豆の良質なたんぱく質を補えるし、

子どもたちに反比例してカロリーや脂質を抑えたい大人にも心置きなくおいしい!

食べる時には濃口醤油でも薄口醤油でもめんつゆでもお好みで。

たっぷりの刻み葉ネギをのせて一味唐辛子をふって。

カボスやレモン汁もあった方がいいでしょう。

うーん、たまらん!

<明日も豆乳鍋、続きます>

鍋

| コメント(0) | トラックバック(0) | 2008年12月 9日 23:54

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固いタイトルにしてしまいましたが、

書きたいのはこんなことです。

ずっと、だまされていました。

ホットケーキって、ホットケーキミックスがないとできない、と。

でも、違いました。

うちの子どもたちは、ホットケーキミックスなんて知りません。

「卵割ってー、牛乳とー、小麦粉とー、ふくらし粉とー・・・・」と唱和しながら

母親がホットケーキを焼くのを、わくわく見つめています。


マーボ豆腐は「マーボの素」がないとうまくできない、と思っていた人もいるようです。

マーボ茄子は「マーボなすの素」がないとだめ。

マーボ春雨にしたいから「マーボ春雨の素」を買ってこないと、と。

(そんなことないです!おいしい醤油があれば、十分おいしいマーボができます。

マーボなすもマーボ春雨もマーボ大根もマーボ白菜も!)


おでんは「おでんの素」でしか作れないと思っていた人もいました。

むしパンは「むしパンミックス」で作るものと信じていた人もいました。

みなさんも「○○を作るには○○の素がないと...」と思っていることってないですか。

でも、大抵のものは台所にある基本的な調味料や食材でおいしくできるものなんです。

調味料がおいしければ、むしろその方がおいしい、と言ってもいいかもしれません。

みなさんももう一度、台所を見回してみてください。

忙しい方は、ホットケーキミックスでもマーボの素でもおでんの素でも

めんつゆでも(是非弊社「昆布八方つゆ」をお試しあれ。宣伝、宣伝)どうぞ活用してください。

楽しておいしく、は決して悪いことではありません。

そのための商品ですから。

でも、それがなくても作れるということを知っている方がちょっと楽しい。

そして「○○」が何から作られるか知っていれば、

「○○の素」の原材料表示を見たときに何が余計な添加物なのか、

ラクするために何を代償としているのか、

そんなことも見えてくるのです。


みなさんにできるだけ「余計な添加物」のない商品をお届けするよう、頑張っています。

企業の責任?家族の責任?

| コメント(0) | トラックバック(0) | 2008年12月 8日 23:36

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渋柿の味って表現できますか。

味というよりあれは触覚に訴える刺激、とでも言った方がいいのでしょうか、

どんな味?ときかれても何か似ているものが思い当たらず

なんとも答えようがありません。


さて、息子と家人が干柿を作りました。

法連坊(ほうれんぼう)という小さめの柿の皮をむいてつるすだけ。渋柿です。

ひとつだけ、一部分色が透明っぽく変色してしまっているのがありました。

「食べてみたいなあ」息子。

当然の欲求、好奇心です。

いいよ、でも渋いよ。家人は「渋味」を体験させるいいチャンスだと思ったそうです。

「やっぱりいい」

えー?食べてごらんよ。(お?怖じ気づいたか??)

「うーん・・・だって食べちゃったら減っちゃうもん!」

(出たな!くいしんぼん!一生独身貫きとおす覚悟だな!と、家人は思ったそうです。

どうぞ12月2日のブログをご参照ください)あ、そ。

皮を剥きながら、しばらくして

「やっぱり食べてみたい!だっていいにおいなんだもん!」

そうこなくっちゃ!内心にやりとした家人はナイフで果肉をこそげ、はいよ。

それを息子はわくわく口に入れ・・・

「!!!!!!!」

高校生の時に好奇心から友達と食べてみたという家人も、人生二度目の渋柿。

「!」

やっぱりほかにどうにも表現しようがなくて大爆笑。

「こんな味なんだ!!!!」息子もけらけら。

二人で流しにぺっぺと吐き出し、くちゅくちゅ漱ぎ

とにかくなんだかおかしくておかしくて笑いが止まらなかったそうです。


最近お腹が痛くなるほど笑っていないな、という方、

渋柿でカタルシス、いかがでしょうか。

シブイ

| コメント(0) | トラックバック(0) | 2008年12月 7日 23:29

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よく言われていることですが、この頃女性がとても元気です。

『この頃』がずっと続いているので

いつの世も、女性は元気なのかもしれません。

青森でも、女性は元気です。

食品加工という台所に近い業種で仕事をするせいか

いつも女性たちの元気に励まされています。

津軽弁でいう「かっちゃ」のパワーです。

産直の店のかっちゃたち、お付き合いさせていただいている大間漁協、

大間風(やませ)のかっちゃたち、

みなさん元気だし、ほんとうに明るい。

元気元気、と何度も繰り返してしまいますが

みなさん日々いろんなことがあってラクなことばかりじゃないということは

想像に難くありません。

振り絞って元気を出すこともあるかもしれませんし

泣きたいのに明るく振舞っていることもあるかもしれません。

それでも・・・それだからこそ、かっちゃたちの「元気」は

地域経済をも動かす底力を持つのかもしれません。

そしてまた別の元気な女性たちが、今日(12月4日)工場見学に来てくれました。

工場見学の様子はこちらにて

ご近所つがる市の婦人部会の方々で、

去年ご好評いただき2年目のご用命と相成りました。

賑やかでとても嬉しいご訪問です。

みなさん熱心に醤油の話を聴いてくださり

じっくり味見をしてくださり

そしてなんといっても......やはり元気をくれるのでした。

だからこそ、選んで頂きたい醤油を頑張って作らねば、という気持ちになるのです。

どうぞ、ご興味のある方は是非、中村醸造元に見学に来てくださいね。

(今年からは大人だけでなく小学生も受け入れています。
小学生にはコージ君やソルトマンが登場する、楽しいレクチャーを心がけています。)

熱烈歓迎工場見学

| コメント(0) | トラックバック(0) | 2008年12月 4日 23:01

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ある日、頂きもののカステラをデザートにして、

家族皆で食べ終わったのですが

一人で最後まで食べ続けているデザート奉行の息子を、

なんとなくぼーっと眺めていました。

すると、なんと彼が「はい、はい、はい」と父親、母親、弟のそれぞれに

フォークで一口ずつよこすではありませんか!

「えーいいのー?」と信じられない顔の我々を尻目にちょっと得意顔?

食いしん坊であると同時に「振る舞い好き」でもあることを思い出しました。


で、現在のところ・・・彼は・・・

ケッコンはする、そうです。

おいしいものをみなで好きなだけ食べられるくらいお金持ちになるそうです。


ヨカッタ、おいしいものを食べる悦びだけじゃなく

誰かと分かち合う悦びもちゃんと学んでくれているんですね。
(それとも、動物に餌付けをするのと同じ感覚????)

結婚2

| コメント(0) | トラックバック(0) | 2008年12月 3日 23:40

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小学生の息子には妙な習性があります。

デザートは必ず家族全員が食べ終わってから自分が食べ終わらないと

気が済まないのです。

おいしいものを人が食べているのに自分にはない状態が耐えられないようです。

必ずひと口は残しておいて、みなが食べ終わるのを我慢強くニコニコ待っているのです。


その息子が突然聞きました。

「ねえ、ケッコンってしなくちゃだめなの?」

「いや、しなくてもいいんだよ。したくなければ」

その答えを聞いて、ほっとしたように息子は言いました。

「じゃあケッコンしない!」

ふうん。何で?と訊くと

「だってケッコンすると美味しい物をいっぱい食べられないもん」


どうもこういうことらしい。

いつも息子たちに自分の分の'おいしいもの'を分けてしまう私を見ていて、

ケッコンして子どもでもできた日には

自分もそうしなきゃいけないんじゃないか。

自分のおいしいものの取り分は何分の一かに減ってしまうじゃないか。

だとしたらケッコンなんてするもんか。

ボクはおいしいものを独り占めしたいんだ。

独りでおいしいものを腹いっぱい食べてやるんだ!


食い意地にかけては誰にも負けない息子らしい発想。

呆れるのを通り超して感心。

彼はしばらく結婚はしないという意志を固めていました。

そして相変わらず、デザートを最後に食べ終わるように調整を怠りませんでした。
<つづく>

結婚

| コメント(0) | トラックバック(0) | 2008年12月 3日 01:49

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少し前の話になりますが、今年は大きな宵宮へ二回、家族で繰り出しました。

岩木山神社と猿賀神社、どちらも津軽では有名な神社です。


どちらも好きな神社で、お祭りでなくとも時々家族で出かける場所なのですが、

やはり大祭となるといつもとは違う賑わい。

夏が過ぎた頃のひんやりとする夜の空気の中に幟はためき灯ともり、

立ち並ぶ露天と人波に加え延々と鳴り響くリズミカルな囃子の音。

いいですね。ノスタルジックなのにエキゾチック、

私にはちょっとした楽しいタイムスリップです。


さて、楽しみといえばやはり買い食い。

宵宮だから当然、ジャンクな食べもののオンパレードなのですが

さすがに40近くにもなると、子供の頃トキメいたようなものにはときめかない。

それにちびどもの手前、そんなにジャンクなものにも手を出せない。

家人の鋭いまなざしにお伺いを立てながら、家族みんなで

一人一種類ずつくらいの見当で買って、ちょこっとずつ味見をする、

宵宮なんだから、たまには、ね。

今年、まず先に行った岩木山神社の宵宮で気になったのが

『栗入り大判焼き』

我が家は餡好き、どうせ大判焼きならちょっと目先の変わったものを。

で、家人に『どうかな』と目配せすると『いいんじゃない』という声なき応答。

で、買おうとしましたが、なんと『予約』制。

予約すると1時間後に焼き上がるらしい。

あきらめました。


次に行った猿賀神社の宵宮、あったあった!

『栗入り大判焼き』

手に入らなかったものはますます気になるものです。

しかもここは空いている!並んでいる人もいない!

家人の許可もそこそこにおじさんに「ください!」

・・・・が、なんと売り切れ、40分待ち。

あきらめました。

宵宮で予約して或いは30分以上も待って買うジャンクフードなんて、

初めてです。

ただの大判焼きじゃなくて、『プラス栗』の効果ってすごいですね。


来年は・・・、来年こそは・・・。

栗入り大判焼きへの思いは募るばかり・・・。

(来年、見事ありつければ、ご報告しましょう。)

付加価値

| コメント(0) | トラックバック(0) | 2008年12月 1日 22:54

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絵とタイトルで選ぶエッセーブログ